エア式プラネタリウムドーム

プラネタリウムドーム

エア式プラネタリウムドームとは、当社の製品であるエアドームを応用・改良したもので、遮光性の布地を二重にしてあります。外側を遮光性をより強める黒、内側を投影に適した白にして縫製し、映像を投影できる移動可能な仮設のシアターとして運用できるドームです。

エア式プラネタリウムドームの特性

投影

座る姿勢時の目線が来る高さぐらいから投射可能な白無地の面が360°半球状に広がっており、ドーム中央に投影機を設置して白面に向けて映像を投影すれば、はっきりと映像が映ります。

※当社では投影機の取り扱いはございません。

プラネタリウムだけでなく、映画などのシアターとしてもお使いいただけます。

配送

直径5mのドームでも重さは男性2人で運べる程で移動でき、荷卸しも荷揚げもできます。

きちんと空気を抜いて折り畳めば収納サイズは1m角も必要ないほどで、他は扇風機型の送風機と重しの砂袋のみの構成のため、運送時のコストもさほどかかりません。

全国へトラック一つで持ちまわって設置できるため移動式のイベントに最適です。カーゴ便などで全国へ配送もできます。

設営

底面はないため、床面代わりのシートを設置予定地に敷いたあとで、ドーム本体をその上に広げ、送風機を送風管と接続します。

送風機の電源を入れ、ドームを膨らませたら裾を砂袋で押さえて設置は完了です。

スタッフが2~3人いれば30分もかからずに設置できます。

防炎シール

当社では、日本防炎協会から認定されている防炎素材を使用しています。

消防法の厳しい商業施設内でもこちらの素材を使用したものであれば、問題なく設置できます。

協会認定シールもドームの裾に縫い付けていますので、商業施設からの確認の際にご提示いただけます。

内部遮光

プラネタリウムとしてシアターとして、どちらで使用するにも最大の敵は外からの光が入ってしまうことです。

外から光が入ってしまうとどうしても映像がかすれてしまったり、一部が映らなくなってしまったりと映像のクオリティに問題が出てしまいます。

当社では製作時に光が漏れていないようテストを行って確認し、送風口や出入口のファスナーからの光を遮るように工夫をしています。

※文をクリックすると詳しい内容が表示されます。

セット内容

プラネタリウム一式

①ドーム本体

②送風機
1台 

③送風機用目隠しフレーム
送風口より光が漏れるのを防ぐ

④ウエイト(砂袋) ※オプション
安全確保とドームの抑えのため必須です。
お客様でご用意できない場合は
当社にて有償でご用意できます。ご相談ください。

⑤一重扉or二重扉
希望によりお選びいただけます。

設置の際の注意点

風対策

十分な数のウエイトで裾を抑えれば、多少の風で倒れたり飛んでしまったりすることはありませんが、安全のため周囲からも引っ張りをとって結束固定するようにしましょう。引っ張りをとるのは柱や木があれば十分ですが、ない場合はウエイトを追加で用意して設置してください。
風速が10mを超えるような強風時には、エア抜きして撤去・収納するようにしてください。

雨に降られる場合

撥水加工されている布地を使用しているので問題ありません。濡れたまま保管してしまうとカビが発生する原因や、印刷の色移りが発生する原因にもなります。十分に乾燥させてから収納するようにしてください。膨らませたまま乾かすとより乾きやすくなります。

エア抜き収納・移動時

本体を引きずらないように注意してください。引きずってしまった場合は破れることがあります。本体を広げる際はカバーシートを敷いてから行ってください。

人の出入り

ドーム内部への人の出入りの際、出入り口部分を開け続けているとドームがしぼみ始め、天井が沈み込んできます。安全のためしぼまないように人の出入りは少人数で区切り、こまめに出入口を閉めてドームが沈まないように気を付けてください。しぼんでしまうと中の人に危険が及ぶためご注意ください。