どこでもドーム
どこでもドームとは、当社の製品であるエアドームを応用·改良し、平らで広いスペースを有する場所であればどこにでも簡単に設置でき、空調機を送風機代わりにして空気で自立する構造を保持する仮設休憩施設です。
どこでもドームの特性
屋外で使用することを前提として、防水性と軽量であることを重視し、使用する素材を通常のエアドームとは異なるシートタイプを使用しています。
当社比で同サイズ屋外用の生地で製作した場合と比べると、重さは2分の1以下になります
防水性を完備しておりますので、たとえ豪雨の中であってもドームの内部に雨が滴り落ちてくることはありません。
イベントが雨天決行でも変わらずドーム内での活動ができます。
一時的な雨宿りブースとして提供もできます。
当社でのテストでは冷房機器と接続することで、40℃を超えた真夏の外気温から10℃近くドーム内部の気温を下げることができました。
外気温と10℃以上の温度差があれば、冷感を得ることができ、休憩スペースもしくは臨時の医療スペースとして十分に活用できます。
昨今に多い、冷房の効きすぎもありません。
ドーム内部にテーブルと椅子を設置することで、簡易的な休憩・食事スペースが構築できます。
またはベッドや医療機器を運び込むことで、臨時の医療スペースを構築することもできます。
もしくは灰皿を用意することで喫煙所として、スペースの区分けもできます。
出入口はベビーカーも出入り可能なドア付きタイプもご用意できます。
二重扉にすることで、出入りの際に空気が抜けて萎むのを軽減でき、出入りに補助を必要としない安全な仕様となります。
また内部の冷暖気が抜けにくくなっています。
※文をクリックすると詳しい内容が表示されます。
セット内容
①ドーム本体
②送風機(空調機)
③ウエイト(砂袋) ※オプション
安全確保とドームの抑えのため必須です。
お客様でご用意できない場合は
当社にて有償でご用意できます。ご相談ください。
④出入口部分
車いすでも入れる扉式の出入口
設置の際の注意点
十分な数のウエイトで裾を抑えれば、多少の風で倒れたり飛んでしまったりすることはありませんが、安全のため周囲からも引っ張りをとって結束固定するようにしましょう。引っ張りをとるのは柱や木があれば十分ですが、ない場合はウエイトを追加で用意して設置してください。
風速が10mを超えるような強風時には、エア抜きして撤去・収納するようにしてください。
豪雨であっても使用に問題ありませんが、使用後濡れたまま保管した場合、カビの発生する原因となりますので、乾いた布で十分に水気を拭き取ってから折り畳み、収納するようにしてください。
本体を引きずらないように注意してください。引きずってしまった場合は破れることがあります。本体を広げる際はカバーシートを敷いてから行ってください。
ドーム内部への人の出入りの際、出入り口部分を開け続けているとドームがしぼみ始め、天井が沈み込んできます。安全のため人の出入りは少人数で区切り、こまめに出入口を閉めてドームが沈み切らないように気を付けてください。
オプションの出入口を導入した際も、二重扉の両方を開け放してしまうとドームが沈み始めるので、扉は速やかに閉めるように注意してください。