エアドームテント
エアドームテントとは、骨組みを必要とせず壁・天面・柱を空気で膨らませて形成・自立維持させる構造のトンネル又はアーチ・ドーム状の仮設施設です。
エアドームテントの特性
直径6mほどのドームであっても、5人以下の人数で1時間程で設営・撤収ができます。
ドームの骨組みに当たる部分をエアー構造で構築する仕様のため、骨組みを必要とする金属製などの仮設ドームよりも遥かに軽量になります。
また本体を広げて送風機をつなぎ、膨らんできたところで一時的に支えて自立させるだけで設置できる手間のかからなさが特徴の一つです。
撤収時に丁寧に空気を抜きながら折り畳むことで限りなく小さくまとめられ、収納場所が少なく済みます。
直径10m以上の大型のドームであっても2m角程度のスペースでまとめられます。
運送も想定より負担なくできます。
同じように仮設ドームを構成するエアドーム(単膜式構造)とは違い、ドーム内部への出入りに配慮する必要がありません。
大勢を一度に入退場させたいイベントなどでは、こちらの構造を推奨します。
ドーム内部へものを運び込んだり、設置しておくのもこちらの方が行いやすくなっています。
※文をクリックすると詳しい内容が表示されます。
セット内容
①ドーム本体
②送風機
③ウエイト(砂袋) ※オプション
安全確保のため必須です。
お客様でご用意できない場合は
当社にて有償でご用意できます。ご相談ください。
設置の際の注意点
十分な数のウエイトで周囲を固定すれば、多少の風で倒れたり飛んでしまったりすることはありませんが、安全のため周囲からも引っ張りをとって結束固定するようにしましょう。引っ張りをとるのは柱や木があれば十分ですが、ない場合はウエイトを追加で用意して設置してください。
風速が10mを超えるような強風時には、エア抜きして撤去・収納するようにしてください。
多少の雨であれば撥水加工されている布地を使用しているので問題ありませんが、豪雨の際には収納するようにしてください。濡れたまま保管してしまうとカビが発生する原因や、印刷の色移りが発生する原因にもなります。膨らませたまま乾かすようにしてください。
本体を引きずらないように注意してください。引きずってしまった場合は破れることがあります。本体を広げる際はカバーシートを敷いてから行ってください。