エアロ・イン・ザ・ルーム
エアロインザルームとは、屋内の吹き抜け空間や天井高の高い建物に、懸垂幕用バトンなどでエア造形を吊り下げて設置する仕様。巨大な造形がまるで宙に浮かんでいるように見せることができます。
エアロインザルームの特性
空気と布、小型の送風機だけの構成のため、10mを超える大きさの造形であっても大変軽く,10kg以内に収まることもあります。
耐荷重の問題で吊り下げるものに制限があるところであっても問題なく吊り下げることができます。
吹き抜け空間や天井の高い場所であれば、頭上の空間を活用できるため、売り場やイベント会場の展開を邪魔することなく、演出を追加することができます。
アイデア次第で広告や宣伝、会場案内などに活用できます。
送風機の電源さえつないでいれば、造形への空気の供給は延々と途切れないため、風船のように途中で萎むこともなくメンテナンスを必要としません。
人手が必要になるのは設営と撤去のタイミングのみとなりますので、コストも減らすことができます。
※文をクリックすると詳しい内容が表示されます。
エアロインザルームの施工について
1.昇降式吊りバトン
バトンを下ろし、最初に仮位置を決めロープで結束します。何度も昇降しながら、角度や位置を確認し調整を行います。角度と位置が確定したらワイヤーで結束固定し、バトンを上げて設置完了です。
2.上階の手すり
まず上階の手すりにロープを渡し吊り下げる位置を決めます。次に吊り下げるロープの長さで角度の調整をします。位置を確定させ、ワイヤーを追加して固定すれば設置完了です。
送風機ごとエア造形を吊り上げるので、電源を吊元まで延長する必要があります。
※ここに挙げた以外にも設置場所の状況に合わせた施工方法があります。ご相談ください。
設置に適している場所
- 昇降式の吊りバトンが設置されている屋内
- 周囲に引っ張りが取れる手すりがある屋内
- 風が吹き込まない天井のある吹き抜け空間
設置に適していない場所
- 天井・屋根のない場所
- 風が吹き込む場所
- 吊りバトンが昇降式でない場所
- 吊りバトンがない場所
- 電源から吊元が遠すぎる場所