屋外用クロマキー撮影用ブース

2015年2月納品

 

 

 

※画像をクリックすると拡大表示します。

献血のPRの一環で献血した人を屋外でクロマキー撮影するために、屋外撮影用のスタジオを製作依頼されました。外から撮影風景が見えた方がよりPRにつながると前半分を透明で製作しました。

仕様

サイズWDΦ3500 H2700(ふくらみでH3500程度)
重量約30Kg
材質ターポリン布地・透明ビニール生地
構造品本体・送風機・裾押さえ用砂袋
電気容量AC100V 200W
仕様膜体内部に空気を常時送り込み周囲の裾にウエイトを置いて固定

製作工程

 
提案イメージ

 
3Dイメージ-出入口

 
3Dイメージ-正面

 
3Dイメージ-背面

提案イメージと提案図面から3Dイメージを作成し、製作内容をすり合わせて確認しました。背景の色をはじめ緑や紺にする案もありましたが3Dイメージで確認したところ、シンプルな白がよいのではないかと最終案でまとまりました。

※画像をクリックすると拡大表示します。

透明材質を用いる際の注意点

 



透明ビニールは最初がクリアですが、何度か使用して折り畳みを繰り返すと、折り目やしわの部分が白濁して透明度が下がってきます。遠方から見て透明に見えても近くで見ると曇っています。

二重扉方式

 
1つ目の扉を開けて中に

 
1つ目の扉を閉めます

 
2つ目の扉を開けて中に

 
2つ目の扉を閉めます。

エアドームの構造は人が出入りしてしまうとドーム内部の空気が抜けてしまい、形状を維持している空気圧が減圧してしまうことで出入り時間に比例してしぼんでしまいます。少しでも出入りによる影響を減じるよう二重扉方式を採用しました。これによりしぼみが少なく安全に出入りができます。

※画像をクリックすると拡大表示します。

収納・運搬

 
空気を抜いて折り畳めます

 
男性二人で持ち上げて運べます

 
収納サイズ:900×1200×400

設営も撤収も男性二人で行うことができます。空気を抜いて折り畳めますのでコンパクトに持ち運ぶことができ、イベント予定地までの運搬も容易に行えます。イベントがない時も収納サイズも大きくないため、省スペースで保管できます。

※画像をクリックすると拡大表示します。