屋外用エア式プラネタリウムドーム
仕様
サイズ | WDΦ5000 H3100(H600立ち上げ) |
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重量 | 約80Kg |
材質 | ターポリン布地(遮光・防炎)・ナイロン布地(遮光・防炎) |
構造品 | 本体・送風機(ファンタイプ)・裾押さえ用砂袋 |
電気容量 | AC100V 200W |
仕様 | 膜体内部に空気を常時送り込み周囲の裾にウエイトを置いて固定 |
オプション | 取り換え式企業名ロゴ(インクジェット印刷)・にっこりマーク縫い付け |
製作工程
3Dイメージでドームのおおまかなサイズ感と形状、さらにロゴのつけ位置とにっこりマークの配置を確認していただき、完成イメージを共有して本体製作に取り掛かりました。メールや電話だけでは配置の確認は齟齬が生まれやすく、一度実際に齟齬が出たため、こうして3Dイメージでロゴやマークの配置を速やかに共有して確認することで双方が安心して製作を進めることができました。にっこりマークは要望でお付けしましたが、大変可愛らしいデザインとなりました。
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こだわりポイント!
取り換え式ロゴシート
屋外ならではの徹底遮光
プラネタリウムドームにとって一番重要なのは遮光です。外から光が入ってしまえば投影する映像に影響が出てしまい、考えている演出がうまくいかない可能性があります。そのためプラネタリウムドームではどれだけ光を遮れるか、光を排除できるかが重要になってきます。エア式プラネタリウムドームは金属でできておらず布で構成されています。そのため、縫い目やファスナー、送風口から光が漏れてくることがあります。縫い目は表地と裏地をずらすことでお互いを遮光し合うので問題ありませんが、出入口のファスナーは外につながる場所なのでそうはいきません。そこでファスナーを内側からカバーをつけることで光が漏れ出るのをふさぐことができました。さらにかすかではありますが、送風口からも光がちらつくため、送風口ごと送風機をカバーをかけて光が入らないようにしました。これらにより、ドーム内部に入る光をことごとく遮ることができ、映像に影響が出るのを最小限にすることができました。送風機を覆うカバーはそのままで場所を取ってしまうため、折りたためるようにも工夫をしています。
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立ち上げの様子
4倍速で再生していますが、実際の立ち上げ時間は3分です。本体を広げて送風機とつないでから3分で立ち上がりますので、さほど時間をかけずに設置することができます。
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