当社の過去の事例から今回の現場に合いそうな事例を紹介し、現場に適した施工方法を含め施工会社の方と3Dイメージを用いて確認し合い、今回の2つの造形を製作することになりました。

３Dイメージ・庇上

庇上はキャラクターが出入口の庇上から来店者を出迎えるデザインで製作することになりました。設置場所である庇上の後ろにガラス窓があったため、窓に直接架台を組むこともできないため、また窓が開閉できるよう少し距離をあけて設置するということで話を進め実際の架台のイメージなどを弊社から提案しました。

３Dイメージ・サインポール

サインポールは前を走っている国道のどちらの車線からも同じようにキャラクターが見えるよう、鏡面反転の形状デザインで製作することになりました。看板の下に設置することは決まりましたが設置位置をどこまで下げるのか、架台はどのように取り付けるか、どのような形状の架台か、打ち合わせを重ねるごとに確認することは増え、しかし重ねただけのものを作り上げることができたと断言できます。

先にサインポールへの電気工事を行い、電源を確保してから高所作業車を用いて架台を組み込み、架台の両面に造形を1体ずつロープで結束固定しました。次に出入口の庇の上に架台を打設し、造形をロープで結束固定しました。施工作業はすべてともに打ち合わせを重ねた施工業者のスタッフだけで行っていただきました。

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設置前は手前にあるマクドナルドの看板に目が引かれてしまい、カラオケ店があることは認識しづらかったのですが、サインポールにキャラクターディスプレイを設置したことでかなり注目度が上がり、お店があることに気づきやすくなりました。庇上にある造形もお店をかわいらしく彩り、また道行く人が気づきやすくなるきっかけとなりました。