タマゴ
仕様
サイズ | WDΦ2200 H3000 |
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材質 | 防炎ターポリン |
重量 | 約5Kg |
電気容量 | AC100V (送風機)160W×1台 |
設置仕様 | 本体内部に支柱を組み込んで台座に固定& |
備考 |
製作工程
お客様からの製作イメージ図を基づき、当社で3Dイメージを作成して確認していただきました。平面イラストでは簡単に見えますが、曲面への印刷は縫製時、縫い目でデザインがずれないように印刷データへの特殊なデザイン加工が必要になります。今回も造形の型紙を作成してから展開図面に合わせて印刷データを加工し、ペーパークラフトによるミニチュアモデルによってずれがないか確認を行ってから本体製作にとりかかりました。
施工風景
作業にかかった時間:10分
完成した造形本体を現地へ送り、施工はすべて現地の方に行っていただきました。組み立て方に関しては当社より取扱説明書をお渡しして確認いただいております。設置予定地に支柱を立てる台座を設置し、本体内部へ支柱を組み込んでから台座に固定し、自立させるようになっています。
※画像をクリックすると拡大表示します。
設置後の様子
こだわりのポイント!
曲面造形への印刷
イラストなどの2次元の中では綺麗に仕上がる立体ものですが、2次元のものを3次元化する際には様々な齟齬が生まれることがあります。また当社で制作するエア造形でも造形を製作するのに縫製が必要となりますので、どうしても縫い目が存在します。球体などの立体造形に全面印刷を施す際、この縫い目の部分でしっかりと調整を行わないと印刷面のずれが生まれます。印刷データは通常、平面的な絵(2次元)でいただくことが多いため、こちらを立体(3次元)に合わせて齟齬をなくさなくてはならないのです。当社ではその印刷のずれがでないために、一度造形の型紙を展開してから頂いた印刷データを特殊加工して型紙に合わせます。合わせただけではずれが確実になくなったかわからないため、一度印刷データを組み込んだ型紙を印刷し、ペーパークラフトのように組み立てて印刷のずれがないかを完成状態と同じ3次元の状態にして確認しています。この作業により、本体製作時も印刷のずれが生まれることなくお客様が脳内で描いたイメージそのままを再現することができるのです。