ガソリンジャー
ガソリンスタンドの屋根上に、公式キャラクターによる販促物を置きたいが、建物の構造上重量のある看板が置けないため、軽量と思われるエア造形で設置できないかとご相談いただきました。
仕様
サイズ | W4000 D1500 H3000 |
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材質 | 防炎ターポリン インクジェット印刷 |
重量 | 約40㎏ |
電気容量 | AC100V (送風機)160W×1台(照明:蛍光灯)22W×20個 |
設置仕様 | 屋根に架台を設置して本体をロープ結束 |
備考 | 表裏両面インクジェット印刷による出力メディアを使用 |
イラスト
3Dイメージ
設置イメージ
エア入れチェック
エア入れチェック
エア入れチェック
送られた現地の画像に3Dイメージを合成してはめ込み、設置したイメージを確認いただきながらお話を進めました。
施工風景
施工にかかった時間:1日 スタッフ3名
ガソリンスタンドの屋根までははしごで上がり、架台や本体を人力によって持ち上げて作業を行いました。架台をプレハブ建築にありがちな折半鋼板で作られた屋根上に固定し、本体を架台へロープで結束して固定しました。
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設置前と設置後の比較
大型看板(構造物)を置けるようになっていないガソリンスタンドでは、なかなか遠くへのアピール力が乏しいものですが、上に高さ3mの大きな看板が置かれることで、遠くからでもガソリンスタンドが認知できるようになりました。夜間も光る看板のため、昼も夜も変わらず存在をアピールすることができます。ガソリンスタンドがあるかどうか遠くからわかれば、給油の必要な人がわざわざ立ち寄るようになるでしょう。表裏両面同じ広告面になっているのでどちらの方角から来ても広告内容を変わらず見せることができます。
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こだわりのポイント!
大型電飾看板を折半屋根の建物にも!
最近の店舗はプレハブ建築で立てられることが多く、その多くの屋根は
折半鋼板が用いられています。プレハブ建築の屋根は大型構造物を設置する想定では設計されていないことが多く、重量物を置けない場合が多々あります。店舗に目立つ看板を設置しようとしても、大きな看板を立てるには固定する架台も必要で、通常の看板の場合、看板+架台の重量で設置できない事が多いと思われます。ましてや、夜に目立つように大型の電飾看板を折板屋根に設置するなら、大きさに上限が出てくるかと思います。今回のようなエア造形ならば布地と空気で全体が構成されているのでサイズのわりに軽量で大型の看板でも設置できます。しかも内部に照明を仕込んでいますので夜も非常に目立つ看板となっています。今回のようにシンプルな形状であれば短納期で大きさのわりに安価に製作でき、軽量で扱いやすく設置業にかかる費用も安価に済むでしょう。目立つ看板があってこそお店にお客様がいらっしゃいますのでお店の構造上大きな看板をつけられないとお悩みならぜひエア造形を選択してみてください。