あるあるベアー
2012年8月にオープンしたばかりのサブカルチャー施設「あるあるシティ」とアパマンショップのPRもかねて、アパマンショップのキャラクターを「あるあるベアー」をビルの屋上に設置できないかとご相談を受けました。
仕様
サイズ | W3600 D3700 H4500 |
---|---|
材質 | 防炎ターポリン |
電気容量 | AC100V (送風機)280W×1台(照明:蛍光灯)22W×28個 |
設置仕様 | 軽量鉄骨溶接組の架台を屋上フェンスを補強するように設置 本体造形でフェンスを挟み込みロープで結束固定 |
備考 | 屋上フェンスを架台として活用 |
製作工程
打ち合わせを始めますと、屋上の植栽の部分に設置しなければならないが、屋上フェンスによって見えなくなっているあるあるベアーのおなかの文字が見せれないかと、さらなるご相談をいただきました。そこでいっそのことその屋上のフェンスを架台として活用しエア造形内部にフェンスが食い込むような計上で製作してはどうかとご提案し、その形で製作を進めることになりました。
施工風景
施工にかかった時間:1日
建物内部からエレベーターを使い屋上へ架台と本体と共に上がりました。植栽を傷つけないよう配慮しながら、設置位置のフェンスへ架台を組み立て、本体をフェンスにかぶせるようにして架台とフェンスとを編み込むようにロープで結束し固定しました。
※画像をクリックすると拡大表示します。
設置前と設置後の比較
施設の建物自体は建設されてからかなり年数が経過しており、新たなサブカルチャーの施設としてリニューアルしたことを知らない方もいらっしゃったのではないでしょうか。しかし今回の造形が設置されたことで、「あるあるベアー」が「あるあるシティ」のシンボルとしてリニューアルを周知し、これからお客様を引き付けることでしょう。
※画像をクリックすると拡大表示します。
こだわりのポイント!
設置場所の条件に合わせて設置方法をご提案!
今回は植栽やフェンスなど設置にあたりクリアしなければ障害が多い場所への設置でした。お客様の望む見せ方も叶えなければ、関わる人がすべて喜ぶ造形設置とはなりません。当社は困難な条件が提示されたとしても、当社でできる道筋を見つけ出しお客様へ最善案をご提示できるよう努めています。今回は障害となるフェンスを架台として組み込むという大胆な施工案を出させていただきました。今後もいろんな現場に合わせた施工案を提案してまいります。