エアロ・イン・ザ・ルーム: トナカイの頭
巨大な造形が空中に!!
心斎橋にある商業施設のクリスマスイベントとして
大型の立体造形に様々な色の照明を投影するというものが企画され、
当社に製作が依頼されました。
2015年11月21日~12月25日
大阪府大阪市 中央区西心斎橋1-6-14 心斎橋BIGSTEP
http://big-step.co.jp/event/detail/651/
先方からのイメージ
最初のイメージは
正確な3Dイメージではなかったため、
打ち合わせを経て、
改めて当社から
3Dイメージを提案しました。
正面 斜め前 横
イメージ図にOKを頂いてから本格的な3D化をします。
まずはクレイモデルで実体化させ、写真ではありますが、
お客様に実際の造形の肉付きを確認してもらいます。
正面 背面(実寸) 横(実寸)
今回の造形はかなり大きく、10mを超えるものでした。
そのため、膨らみ方や細かな部分の確認と
正確な型紙の型取りのため、本来の7分の一のスケールで
ミニチュアモデルを製作しました。
実際に布地を使って作ることで、正確な型取りが可能になります。
修正を経て、ミニチュアモデルは完成し、正確な型紙を製作できました。
エア入テスト時の画像です。
画像に写っている人物と比較すると
造形の大きさが良くお分かりになると思います。
納品前に実際に膨らませることで、
問題などがないか確認をしています。
設営
- 吊り下げるためのバトンを下して、造形をワイヤーなどで結束
- 吊り下げる準備を整えたらバトンを上げる
- 送風機の電源をONにし、膨らませて確認
- 造形が無事に膨らんだら、バトンの高さなどを調整
- 造形に照明を投影し、当たり具合を調整
- 微調整を経て、設置完了
今回の設営は、10m近くのエア造形を設置するということで、
吊るす際には前後左右にスタッフを配置し、
それぞれが控え部分を引っ張って調整を行う必要があり、
そのため大勢のスタッフが設営に携わりました。