猫の王様と王妃


ハウステンボス
ハロウィンキャットパレード https://www.huistenbosch.co.jp/
長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1 2017年9月9日
~10月31日まで

 

猫の王様と王妃

猫の王様と王妃

 


今回ハウステンボスで行うハロウィンパレードのフロートの一部をエア造形で製作したいとお問い合わせいただきました。エア造形を用いたい理由としてフロートを収納する倉庫の入り口サイズの関係で背の高い造形が中に入れられず、エア造形ならばしぼませて入口を通して倉庫に収納できるのではと考えられたからそうです。

仕様

サイズ王様:W2400 D2400 H6500
王妃:W3200 D3200 H6700
材質ナイロン布地および起毛材質
重量約5Kg(エア造形部分のみ)
電気容量AC100V (送風機)160W×2台
設置仕様頭・手・しっぽはエア造形 胴体は鉄製フレーム架台
胴体フレームに各パーツをワイヤーで結束固定
送風機はパレードカー上で常時送風しながら走行
備考パレードフロート仕様
パレードカーに小型発電機を搭載

納品までの流れ

デザイン案
デザイン案

設計案
設計案

製作イメージ・王様①
製作イメージ・王様①

製作イメージ・王妃①
製作イメージ・王妃①

製作イメージ・王様②
製作イメージ・王様②

製作イメージ・王妃②
製作イメージ・王妃②

架台イメージ・王様①
架台イメージ・王様①

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架台イメージ・王妃①

架台イメージ・王様②
架台イメージ・王様②

架台イメージ・王妃②
架台イメージ・王妃②

本体チェック・王様①
本体チェック・王様

本体チェック・王妃①
本体チェック・王妃

お客様から送っていたいただいたパレードフロートのデザインとパレードカーの図面から、エア造形で製作する部分の仕様を当社で作成した3Dイメージを用いて電話とメールによる打ち合わせで詰めていきました。結果、胴体は鉄製フレームに衣装をかぶせ、王様の頭部と手としっぽはエア造形として製作し、フレームに結束固定することに、王妃は手としっぽ、頭部は胸部までをエア造形で製作することになりました。今回は短期のイベントでしたので、屋外の造形では汚れが付きやすいためあまり使用しない起毛材質を、キャラクターの質感を追求するためにあえて使用して製作することになりました。

組み立て

当社工房で王妃の胸部を仮組み
当社工房で王妃の胸部を仮組み

架台に衣装を被せ
架台に衣装を被せ

各パーツを膨らませて照明をチェックして完了
エア入・照明チェックを行い完了

工場内で王様を仮組み
工場内で王様を仮組み

架台に衣装を被せ頭部を結束固定
衣装を被せ頭部を固定

手のパーツを取付
手のパーツを取付

しっぽを取り付けて照明チェックを行い完了
照明チェックを行い完了

現地で本組み:パレードカー
現地で本組み:パレードカー

仮組みした王様と王妃
仮組みした王様と王妃

クレーンでパレードカーへ
クレーンでパレードカーへ

架台を支柱へ組み込み
架台を支柱へ組み込み

架台をパレードカーに固定
架台をパレードカーに固定し

本体衣装を広げます
本体衣装を広げる

王妃の架台も王様と同様に
王妃の架台も王様と同様に

衣装などを整え
衣装などを整え

送風機を稼働して本体各パーツ膨らませます
本体を膨らませる

夜になってから照明チェックを行い完了です
照明チェックを行い完了

試運転を兼ねて園内を走行
試運転を兼ねて園内を走行

まずは王様を誘導して園内を回ります
先に王様のパレードカーを試運転

次に王妃を誘導して園内を回ります
次に王妃のパレードカーを試運転

調整を行うため倉庫へ
調整のため倉庫へ

衣装などの最終調整を行い完了
最終調整を行い完了

現地への納品前に架台への仮組を王妃は当社の工房で、王様は架台を製造した工場で行い、ふくらみと照明の確認を行いました。現地での組み立ての際には、当社からもスタッフを派遣しました。本組立の前に一度ふくらみのチェックを行い、パレードカーに架台を設置することに。周囲には足場を組み、架台を順番にクレーンで吊り上げ架台をくみ上げ、衣装をかぶせました。次に各パーツを下から順に結束固定していき頭部を固定し、最後に照明チェックを行いパレードカーを完成させました。園内の走行テストも行い、本番までの不安を一つずつ潰すように入念なチェックを行っていました。

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本番の様子

 

 


9月9日から開始したキャットパレードですが、たくさんの方がパレードを見て大変楽しまれていたようです。SNSやWEB上でたくさんの画像が挙げられ話題に上っており、かなり好評的な感想が見られました。

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こだわりのポイント!

 パーツを分けての製作

今回は全体をエア造形で製作するのではなく、各パーツを個別に分けての製作となりました。送風管を分岐させることで稼働する送風機は1体につき1台と少なく済ませました。また各パーツ内に内部照明も仕込んでいます。組み立てに対して柔軟に対応することで今回の造形は無事完成させることができました。