スーパージャンボ
軽自動車専門の車販売店の屋外展示場内に商談・休憩用としてコンテナハウスがあり、その上に車で通りがかる新規客を呼び込む目的で公式キャラクターである「聞くゾウ課長」の立体サインを設置したいとご相談いただきました。
仕様
サイズ | W3600 D2500 H3000 |
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材質 | 防炎ターポリン |
重量 | 約40㎏ |
電気容量 | AC100V (送風機)280W×1台(照明:LED)11W×25個 |
設置仕様 | コンテナハウスの上に軽量鉄骨溶接組の架台を固定し結束固定 |
備考 | 造形内部に当社独自の耐風圧架台を組み込み |
製作工程
イラストをもとに3Dデザインソフトで立体イメージを作成し、お客様と完成イメージのすり合わせを行いました。単体のイメージだけでなく、提供いただいた現地の画像に3Dイメージをはめ込んで合成することでよりリアルな設置イメージを共有でき、これにより最終チェックをしていただきました。布地サンプルも郵送し、生地の色味などを確認いただきました。3DイメージでOKが出ましたらイメージデータからダイレクトに型紙を展開し作成し、本体製作に取り掛かりました。本体の縫製完了後エア入れテストを行い、今回は内照式でしたので内部照明を仕込み照明チェックも行って製品が完成しました。
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施工風景
施工にかかった時間:1日 AM10:00~16:00 スタッフ3名 クレーン車1台
まず軽量鉄骨製の架台と耐風圧架台をコンテナハウスの上に固定し、本体をクレーンで吊り上げコンテナハウスの上の架台へロープで結束固定しました。点灯時間はタイマーで設定し設定どおりに点灯するか確認して設置作業は完了です。
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設置後の様子
こだわりのポイント!
コンテナハウスの上にも設置できる!
当社で製作するエア造形は布と空気のみの骨組みのない構成をしているため、今回のように3mを超える大きなサイズの造形であっても全体重量が軽く、屋根に負担をかけません。そのためコンテナハウスの屋根はあまりも鋳物は載せられない構造で通常の電飾看板が置けないような場所ですが設置が可能です。当社独自の耐風圧架台も組み込むことで台風が来ても電源を切りしぼませて小さくしておけば風で飛ばずにやり過ごすことができます。コンテナハウスの上に設置することで遠方からの視認性があり、道路を走行する車からよく見えます。周囲にはあまりない人目を惹く形状デザインで通りがかった人の記憶に残りやすく店舗を覚えていただく確率が高くなると思われます。