アートプログラム「虹の家」
スマートイルミネーション横浜2015
横浜港 象の鼻パーク 2015年10月30日~11月3日
アーティスト:曽谷朝絵 撮影:アマノスタジオ
スマートイルミネーション横浜2015が横浜港「象の鼻パーク」を中心に開催されました。そのメイン会場のアーティストの作品を、当社が特別協力で製作いたしました。当社の製作するエア造形が、アーティストとのコラボによって芸術作品としてイベントで公開されました。
仕様
サイズ | 大:W1500 D1300 H2500 中:W900 D900 H2000 小:W500 D500 H1800 |
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材質 | ナイロン布地およびポリエステル布地 インクジェット印刷 |
電気容量 (1体あたり) | AC100V (送風機)14W×1台 AC100V (照明:蛍光灯)22W×小2個・中4個・大8個 |
設置仕様 | 本体内部に支柱を差し込みスタンドに立てて設置 |
備考 | 2枚合わせ構造:白無地の本体に印刷幕をかぶせ |
製作工程
製作する家の形状やサイズを打ち合わせで確認し、当社から各サイズの虹の家造形の型紙を作成しました。印刷内容として原画のどの部分を抜き出すかをアーティストの方に提供した型紙をもとに原画上に出していただき、印刷用データの抽出を行いました。昇華転写により印刷出力された布地を型紙の線に沿って裁断・縫製し、本体を製作しました。一度社内で仮組みをして膨らませ、アーティストの方が描いているイメージと相違ないか、撮影した画像で確認し、それぞれ支柱を差し込んだ状態で現地へ納品しました。
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前日設営
アーティストの方が持参された模型で配置を全体のバランスを見ながら決定し、運び込まれていた虹の家をそれぞれ決められた位置へ設置。全体の設置を終えてアーティストの方が全体をいろんな角度から確認し、都度位置を調整しました。夜になり暗くなって照明が映える頃合いに照明の電源を入れ、照明の具合により見え方が変わるため、再度、位置調整を行い全体の配置が完了しましたら、安全のために配線や目立たないよう支柱を黒テープで養生して設置は完了しました。
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スマートイルミネーション横浜2015:本番当日
開催から続々と家族連れやカップルなどが来場し、虹の家を見て感嘆の声を上げていました。この作品を作られた曽谷朝絵さんが込めたテーマの通り、人々の心に光の基地を映しこむようにそれぞれの色に空間を染め、夜空に浮かぶキャンドルのようでした。
こだわりのポイント!
アーティストの方のこだわりに応える!
アーティストの方が描くそのままの空間を作り上げるため、打ち合わせを何度も重ねました。特に印刷データの作成にはこちらから素体となる型紙を作成し、どのように印刷を入れるのか、作品ひとつひとつ丁寧に相互確認を何度も行い、製作作業を行いました。